美味しいお酒を楽しく飲んで健康に過ごすには「正しいお酒の飲み方」、すなわち「適正飲酒」を実践することが大切です。

「適正飲酒」とは何か

まず、下記の場合にはお酒を飲むことが法律で禁じられています。

  1. 未成年者 : 心身の発達を害することがあるため(未成年者飲酒禁止法)
  2. 飲酒運転 : 運動機能が低下するため(道路交通法)

また、集団で強制的に「イッキ飲み」をさせる「イッキ飲ませ」は、急性アルコール中毒を起こさせ、最悪のときには「死」という結果を招くこともある危険な行為です。こうなると、「イッキ飲み」を強要した人は刑法上の犯罪として処罰されることがあります。

適正飲酒の10か条

「正しいお酒の飲み方」=「適正飲酒」とはどのようなことでしょうか。それをわかりやすく簡潔に整理したものが「適正飲酒の10か条」です。

  1. 談笑し 楽しく飲むのが基本です
  2. 食べながら 適量範囲でゆっくりと
  3. 強い酒 薄めて飲むのがオススメです
  4. つくろうよ 週に二日は休肝日
  5. やめようよ きりなく長い飲み続け
  6. 許さない 他人(ひと)への無理強い・イッキ飲み
  7. アルコール 薬と一緒は危険です
  8. 飲まないで 妊娠中と授乳期は
  9. 飲酒後の運動・入浴 要注意
  10. 肝臓など 定期検査を忘れずに

しない させない 許さない 20歳未満飲酒・飲酒運転

お酒を飲むときは、この「適正飲酒の10か条」を実践することが肝要です。適量を適正な方法で飲めば、医学的にも健康にも良いといわれています。
皆さんも「適正飲酒」を実践することにより、美味しいお酒を楽しく飲み、健康で幸せな生活を過ごしてください。

参考サイト

アルコール健康医学協会