美味しいお酒を楽しく飲んで健康に過ごすには「正しいお酒の飲み方」、すなわち「適正飲酒」を実践することが大切です。
「適正飲酒」とは何か
まず、下記の場合にはお酒を飲むことが法律で禁じられています。
- 未成年者 : 心身の発達を害することがあるため(未成年者飲酒禁止法)
- 飲酒運転 : 運動機能が低下するため(道路交通法)
また、集団で強制的に「イッキ飲み」をさせる「イッキ飲ませ」は、急性アルコール中毒を起こさせ、最悪のときには「死」という結果を招くこともある危険な行為です。こうなると、「イッキ飲み」を強要した人は刑法上の犯罪として処罰されることがあります。
適正飲酒の10か条
「正しいお酒の飲み方」=「適正飲酒」とはどのようなことでしょうか。それをわかりやすく簡潔に整理したものが「適正飲酒の10か条」です。
- 談笑し 楽しく飲むのが基本です
- 食べながら 適量範囲でゆっくりと
- 強い酒 薄めて飲むのがオススメです
- つくろうよ 週に二日は休肝日
- やめようよ きりなく長い飲み続け
- 許さない 他人(ひと)への無理強い・イッキ飲み
- アルコール 薬と一緒は危険です
- 飲まないで 妊娠中と授乳期は
- 飲酒後の運動・入浴 要注意
- 肝臓など 定期検査を忘れずに
しない させない 許さない 20歳未満飲酒・飲酒運転
お酒を飲むときは、この「適正飲酒の10か条」を実践することが肝要です。適量を適正な方法で飲めば、医学的にも健康にも良いといわれています。
皆さんも「適正飲酒」を実践することにより、美味しいお酒を楽しく飲み、健康で幸せな生活を過ごしてください。